2013-11-27

奇跡を呼び寄せるひと





【奇跡を呼び寄せるひと】


きっと、普段から
素敵な気持ちで過ごしていると
ちっちゃい奇跡が向こうから
キラキラきらきら
惹き寄せられていくのだと
思います。


人も、犬も、モノだって
きっと全てそう。


悲しみより嘆きより
楽しいことが好き。
キラキラが好き。


この写真を見ていると
きっと、素敵な気持ちで過ごしていることが
多いんだろうなって。

そう思わずにはいられないのです。


「一日の中でどんな気分で過ごしていることが多い?」

この問をふと思いだしハッとさせられます。


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以前ある方にこんなことを教えてもらいました。

”「偶然」も「たまたま」もないんだよ。
全て繋がってるんだ。”


写真て正直です。
いろんなことを教えてくれる。

ね。やっぱり素敵でしょう。


今日もたくさんの素敵をありがとう。

2013-11-23

「ならお前、やってみろ。」

落ち込んだり悩んだり。

挑戦すればするほど
出来ないと思っていたことが
できるようになる。

世界がぐんぐん広がるし、成長を実感してる。

けれどその分転んだり痛い目を見ることもある。

それでも前に、進みたいのです。

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20代前後の学生の時、
私はある和太鼓グループに所属していた。

グループの代表は私の父。

父は作曲、編集、構成、演出、営業
全てを一人で行っている。
他にできる人がいないのだ。
予算管理や運営にも関わっていた。


座員はみな父を「師匠」と呼ぶ。
誰かが強制したわけではなく
いつの間にかそうなっていた。


稽古中父は特に私に厳しく接した。

座長の娘という立場である以上
例え他の座員と同等に扱っていたとしても
人は贔屓していると感じてしまうものだ、
というのが父の言い分だった。


食事中に和太鼓のビデオが流れることはざらだった。
気がつけば父はよく指で、テーブルにリズムを刻んでいた

そうして何か思いついたかとおもったら
嬉しそうに譜面を取り出し
打音を一心に書き出していた。

トントントトントトン
ッタカタッタッタッタ

テーブルを鳴らす指の音は
いつしか夕飯後のBGMになっていた。


ある日の夕飯時、父とイベントの録画映像を見ていて
何を思ったか私はダメ出しを始めた。

「ここ何かカッコ悪いよ。」
「何かやぼったいな~」
「この曲、イマイチ乗れないというか・・・」
「どういう方向に進みたいのかわからない」

それまでじっと黙っていた父が口を開いた。


「ならお前、やってみろ。」


私は頭がかぁっとなった。
物凄く嫌な気持ちになった。
それから、とても恥ずかしくなった。

「できもしないで批判ばかりするな。」

父はそう言った。


同じようなことが
稽古中にも一度だけあった。

他の座員の前で
私は演出を批判したのだ。


「ならお前がやってみろ!」

父は皆を前にしてそう言った。
目は鋭く声は荒げ激しく怒っていた。



批判は誰にでもできる。
それに当時の私には
リスクもないし責任がない。

曲ができなくても、グループの存続も、
運営も、予算も考える必要がない。

責任のない中での批判は
ただのお気楽な批評家に過ぎない。

その日から、私は批判をやめた。
何かあるときは批判ではなく必ず提案をするようにした。


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10人いれば、10通りの人生がある。
背負っているもの、大切にしてるものだって
きっと10通りあるでしょう。


どんなに想像したところで
わかったつもりになったところで
本当に理解することは難しい。


そうして自分も何かを背負ってみて
初めてその荷の重さに気がつく。


突き進みながら、時には不安になることだってある。
それでも、周りに迷いは見せられない。
考えて考えて、最善だと思う道を
信じて突き進むしかない。

何か起これば、どんな理由であっても
全ての責任を負うのは「代表」なのだから。


私は今、座員や社員を抱えているわけではないけれど
こうして独立しすべてを背負い矢面に立ってみて初めて
あの時の父の言葉の意味がわかった気がするのです。

「ならお前、やってみろ」

今でも、あの時感じた感覚は
鮮明に蘇ります。


テーブルを鳴らすあのリズム音を思い出すたびに
私の背筋がしゃきんと伸びる気がするのです。


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そんなことをふと、思い出した秋の夜長でした。
きっとこの写真を見つけたせいだな。

それにしてもあの時はほんと恥ずかしかった。
今でも思い出すたび穴があったら入りたいわ。


・・・お父さん、今更だけど

あの時はほんとごめんね(♥ó౪ò)


(写真は本文とは全然関係ないちっちゃいころの。
 私のFB、時々父が覗いてるらしいと風の噂を耳にしたので
 許して♥を幼い自分に託してみた。・・・テーブル汚しすぎ。)

2013-11-12

monochrome な世界





【monochrome な世界】

「モノクロはいいです。色んな物を隠してくれます。
でも、その反面、色んな物を露わにします。だから怖いです。」以前撮影させていただいた方のブログに記入されていたコメントです。

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そういえば別の方ですが、カメラを向けたとたん
「撮るなよ!絶対撮るなよ~~!!」と、
頑なに逃げ回る(笑)方がいらっしゃいました。”自分の内面が映し出されるのが嫌だ”と。カメラマン冥利に尽きます。(もちろん、結局その方の写真もバッチリおさえましたけど。写真ってほんと奥が深いです。