「オーラのある人」
オーラがあるってよく言うじゃないですか。
話したことがないのに初対面で感じてしまう、
でも目には見えないあれ。
では・・・
「オーラ」ってなんでしょう。
調べると「霊的なもの」とか書かれてる。
よくわからない。
自分の言葉で表現しようと試みる。
放つ「気」
纏う「空気」
「生き様」
やっぱり漠然としている。
でも確かに感じるし、存在してる。
感じる、感じない。何が違うんだろう。
どうして感じてしまうんだろう?
最近になってようやく、私なりの解釈の
一つが見えてきました。
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「オーラ」とは、
悲しみの深さ。
苦しみの深さ。
背負っているものの重さ。
そういう人は、優しい。
そういう人は、強い。
目には見えない「そういうもの」は
爪の先から髪の毛まで染み渡り、全身の細胞から
まとう「空気」に伝わっていく。
カメラマンとして見てきて、
特に「後ろ姿」は顕著に多くを語ると感じています。
それらを表現するのにカラー写真では難しい。
なぜなら、多くの情報(色彩)が
隠してしまうから。
だから私は、モノクロに拘ります。
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以前ある方を撮影させていただいた後ろ姿の
モノクロ写真。
その写真を、ご本人が書籍に掲載くださっていました。
「背中が語るような大人になりたいです」
という一言だけを添えて。
夜の六本木の街を一人歩くその後ろ姿に、
何故か心を動かされ、ただただシャッターを切っていました。
きっと、そういうことなんだと思います。
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写真は、先月の空手大会での一コマ。
私がオーラを感じたお二人です。
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